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断熱材!どれがいいの??6種類を比較!!
住宅を建てる際に最も重要と言われている「断熱材」ですが、
近頃いろいろな会社が「うちはこれを使っています」「厚さは120mmです。」
など、いろいろなことを言っていますが、正直実際どうなの?
そんな疑問に答えていきます!
<無機繊維系>
断熱材 | 主な特徴 | 主な工法 | 熱伝導率 [W/(m・K)] |
---|---|---|---|
グラスウール | ・安価 ・広く普及している ・燃えにくい ・湿気対策が必須 ・劣化に弱い | 充填 | 0.033~0.050 |
ロックウール | ・燃えにくい ・撥水性が高い ・湿気対策が必須 | 充填 | 0.035~0.047 |
<木質繊維系>
断熱材 | 主な特徴 | 主な工法 | 熱伝導率 [W/(m・K)] |
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セルロースファイバー | ・価格が高い ・結露を防ぎやすい ・防音効果がある | 充填 | 0.038~0.040 |
<発泡プラスチック系>
断熱材 | 主な特徴 | 主な工法 | 熱伝導率 [W/(m・K)] |
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ポリエチレンフォーム | ・主に「ビーズ法」と「押出法」の2種 ・結露を防ぎやすい ・施工しやすい ・熱に弱い | 外張り 充填 | 0.030~0.050 |
硬質ウレタンフォーム | ・価格が高い ・断熱性に優れる ・劣化に弱い ・万一燃えると有毒ガスが発生する | 外張り 充填 | 0.023~0.040 |
フェノールフォーム | ・価格が高い ・燃えにくい ・有毒ガスの不安もほぼない ・耐久力がある ・断熱性が高い | 外張り 充填 | 0.015~0.030 |
熱伝導率が低いほど、断熱性が高い!
「熱伝導率」とは、物質の熱の伝わりやすさを表す割合・量を表す単位です。
熱伝導率の数値が低い断熱材ほど、熱が伝わりにくい、なので断熱効果が高いことになります。。
熱伝導率は厳密に言うと、厚さ1mの物質の両面に1℃の温度差がある時、1㎡の面積あたりに伝わる熱量を指し示すものです。
断熱性を上げるためには、熱伝導率が低い材質を選ぶだけでは不十分で、厚みも必要になります。
どの断熱材を選定するか、またどの程度の厚みで使うのかが非常に重要になってきます。