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明治28年創業「大場建設」の歴史とこれから
こんにちは。浜松市舞阪エリアにある住宅会社「大場建設」の大場一生です。
お施主様からも「歴史が長いから安心、信頼できる」。「経験豊富な大工による、丁寧な手仕事が決め手になった」など、嬉しいお声をたくさんいただきます。
今回は、大場建設の歴史や、これからの思いについてお話ししたいと思います。
技術の継承
大場建設は浜松市の舞阪エリアにあります。明治28年から続く工務店で、昔から大工として地域密着型で仕事をしています。私自身も、父の背中を見て「大工をやる」というのが、物心ついた時からありました。小学生の頃から、何かモノを作るのが好きな少年時代でした。
浜松工業高校“建築科”に通っていたときの教科書と図面
代々家業を受け継いで現在私で4代目。120年ほど経ち、創業以来数多くの家をつくってきました。昔から大工の仕事は、先輩棟梁の技を見て、自分の技にして、技術を受け継いでいます。だからこそ、伝統的な大工技術は、今の時代にも生き続けています。
先代から学んだこと
大工は家をつくる職人です。父は大工一筋で、設計・施工を行っていました。屋根、左官、建具、電気屋は専門の業者に任せており、家はほとんど分業制でした。
しかし、現在は住宅事情も複雑な構造になり、家一軒をつくるに当たって、全てをわかっていないといけない!と感じ、屋根や左官、建具、電気屋の業者さんから仕事を学び、覚えていきました。今では、システムキッチンやユニットバスなどの組み立てもできます^^
時に、お施主様から「ここの電気ってどうなっているの?」という質問でも、わかりやすく伝えることもできますよ!
創業120年の大場建設のプライドがあるからこそ、大工の仕事はもちろん、現場監督業など、全てを自分の目で見て、確認することで、先代とは一味も二味も違う、「トータルで家づくりをサポートする大場建設」としてお施主様の夢を形にした家づくりを提案しています。
これからの大場建設
建築の複雑化により、構造など複雑になり、昔以上に大工が複雑化になりすぎる大工仕事を手放していった現状があります。その現状を見て、余計に「大工だからこそ今のニーズに合わせた家を提案しよう!」という気持ちが生まれました。
長い間培われてきた大工たちの思いを受け継ぎながら、お施主様にとって「どんな暮らしをしたいのか」「快適な暮らし」をしっかりとヒアリングして、丁寧に施工していきたいと思っています。